最新鋭・印画紙プリンター導入しました

最新鋭印画紙プリンター

この度、27年の社歴に於いて「10台目」の印画紙プリンターを導入しました。

銀塩写真プリンター

お客様は印画紙写真かインクジェット写真かはあまり重要視されてないかもしれません。
しかし、写真屋にとって【印画紙】か【インクジェットのプリント】かは大きな違いがあります
当社は写真屋を名乗る限り印画紙にこだわりを持ち、胸を張って写真を提供することに誇りをもって営業してまいりました。
このこだわりが無くなった時、もしくは印画紙の製造が無くなり【印画紙】を提供できなくなった場合はその限りではありませんが…

 

印画紙のプリンタ

 

とは言っても10年ほど前からプリントレスの時代がやってきました。
お客様のプリント離れが始まり、現在はスマートフォン、クラウド等に画像を保存するだけの時代になり、写真業自体が危ぶまれると感じ一時はインクジェット機の導入も考えました。
しかしいくらインクジェット機の品質が上がり、印画紙に勝るプリントができるようになっても妥協できない「品質」があります
その上インクジェット機はお客様でも購入することが出来、素晴らしいプリントをされている方々を多々拝見させていただいております。
ですが印画紙のラボ機は趣味で買う事は到底考えられません(高価)し、まして銀塩の液管理は不可能と思います。
インクジェット機では出せない魅力があるが印画紙の特徴で、それは個人では導入できません。
その為にも当社は【印画紙ラボ機】を買い換えます。

 

印画紙のプリンター

 

毎回3年~4年毎にラボ機を買い換えていましたが、プリントの減少に伴い5年使うことが出来ました。
修理してメンテをしっかりすれば10年でも使えるラボ機ですが、
その度にお客様に「今、修理していますのでプリント出来ません」と申し上げることは心苦しい。
まして、遠方からわざわざご来店して頂いている方には本当に申し訳なく思います。
突発的な不可抗力もありますが、「ラボ機が古くなったせいでプリントできません」は何となく心苦しい気がします。

今回も日本に一社しか残ってないノーリツ製の最新機QSS-3904Gを導入致しました。
前回までのQSS-3704とは能力的には変わりないですが、もう何年かは安心してお客様に【印画紙プリント】を提供できると信じています

 

本当の写真は印画紙

何年この商いができるか判りませんが、お客様に来て頂いて利用して頂いている間は高品質なプリントを提供できる様、社員一同頑張りたいと思います。