【デジタル豆知識Vol.2】プリントの大きさと 画素数の関係

さて、前回は「プリントサイズとファイルサイズ(MB)」について書きました。
今回は、プリントサイズに必要な画素数と、小さかったらどうなるのか?について焦点を当ててみたいと思います。
復習:プリントサイズとファイルの容量はあまり関係ない
前回のお話は、「プリントサイズに対して3MBしかないんだけど…」というのはちょっと違いますよ~というお話でした。
あくまでも、プリントサイズには画素数が重要ってことですね。
前回までの復習はこちら↓↓
【デジタル豆知識Vol.1】プリントの大きさと MBの関係
プリントに必要な画素数は?
いきなり結論ですが、ざっと320dpiで計算した表がこちら。
サイズ | 大きさ(mm) | ピクセル数 | 画素数 |
L版 | 89×127 | 1121×1600 | 約179万画素 |
2L | 127×178 | 1600×2721 | 約359万画素 |
A4 | 210×297 | 2646×3742 | 約990万画素 |
ワイド四切 | 254×366 | 3200×4611 | 約1476万画素 |
半切 | 356×432 | 4485×5443 | 約2441万画素 |
全紙 | 457×560 | 5757×7055 | 約4062万画素 |
ピクセルって書いてますけど、画素だと思ってください。
L版だと短辺が1121個の画素があって、長辺が1600個の画素があれば写真は綺麗に出ますよ~という意味です。
全紙なんて、一部のカメラを除いて最近主流のカメラだと、ほとんど画素数足りてないですね。
ちなみに、iPad10インチが2,048 x 1,536なので、iPadで見るなら300万画素くらいあれば十分ってお話ですね。
2Lで綺麗に見える分には、iPadで十分綺麗に見れますよ~くらいで理解してもらえたらよいかと。
逆に、iPadでは綺麗なのにワイド四切でプリントしたら綺麗じゃない~ざらざらする~っていうのは、画素が足りてないということです。
よくあるお話。
画素数=面積 と覚えてしまえば良い
画素数って写真データの面積 と覚えてください。
プリントに必要な面積より小さければ、引き伸ばさなければいけません。
でも、もともと無いものを引き伸ばして補うわけです。
自らをコピーしていくわけです。
実際には複雑な計算をして、見た目に馴染むように処理されていますが、基本的に無い物を今あるものから複製することは間違いありません。
念じるだけで無いものが現れてくれるカメラとかあったらすごいですけどね。
小さい画素数から大きな画素数にするとどうなる?
小さな画素数(面積)のデータから、大きな画素数(面積)が必要なプリントをしたらどうなるでしょう?
小さな画像を元に、
(1)単純にコピーして拡大
(2)複雑な計算をして拡大 … 見た目に馴染むようにする方法
してみました。
こうなります。
どちらにしても、
あーーーーー………………… ひどいなぁ………
って感じですね?
つまり、できるだけプリントサイズに必要な画素数(面積)のデータが必要になるんです。
画面上で見ると一見 綺麗そうに見えるデータも、
プリントしてみたらこんな感じに見えるってこともありますので、ご注意くださいね。
(これは分かりやすくするための、やりすぎな例ですが…)
今日のまとめ
長くなると大変なので、まとめます!
・画素数は、データの面積である!
・プリントの面積より、データの面積が小さいと綺麗なプリントにならない
この2点だけ、しっかり覚えておいてくださいね。