2021年6月1日

今日から6月が始まりました。

ところで皆さん今日が何の日かご存知でしょうか?

今日、6月1日は「写真の日」なんです。

どうして6月1日が写真の日なのか簡単に書きますね。

天保12年6月1日に植野彦馬が日本で初めて写真を撮影した・・・って事で制定されたそうですが、のちに6月1日では無かったことが判明しましたが、めんどくさいからそのままにしているそうです笑

6月1日「写真の日」について

公益社団法人日本写真協会は1951(昭和26)年に、写真の日制定委員会(梅本貞雄ら)を開き、6月1日を「写真の日」と制定し今日に至っている。

しかし、その制定根拠とした『東京日の出新聞』1902(明治35)年4月6日から27日まで19回にわたって連載された鈴木天眼筆の「日本写真の起源」で、上野彦馬に関する写真事暦に「天保12年にオランダ人から長崎にもたらされ、島津斉彬を写した…」および、1907(明治40)年の松木弘安筆の『寺島宗則自伝』に「天保12年上野俊之丞と鹿児島に同行し、6月1日に島津斉彬を撮影…」との記述を基に制定されたが、その後の調査でこれらの事柄が誤りであることが確認さている。しかしながら、当協会はこの6月1日を引き続き「写真の日」として、表彰事業や「東京写真月間」などの各種の写真行事を行っている。

なお、わが国に写真が渡来したのは嘉永年間とされ、最初にダゲレオタイプ(銀板写真)の撮影が成功したのは、1857(安政4)年9月17日に、薩摩藩士の市来四郎、宇宿彦右衛門らが藩主島津斉彬を撮影したもので、現在鹿児島の尚古集成館に保存されている。1999(平成11)年4月、この銀板写真が写真初の重要文化財として文化庁より指定を受けた。

公益社団法人 日本写真協会

岡山県の写真材料商組合では毎年この「写真の日」に写真・カメラ供養と題して岡山の今村宮にて供養をしております。

捨てれない写真・故人が使っていて処分出来ないカメラなどをまとめて供養しております。

写真の日にちなんでウンチクをひとつ・・・

初めて日本で撮影された当時、今のようなカメラではなくいわゆるピンホールカメラです。

このピンホールカメラは露光時間がめちゃくちゃかかります。

1カット10分~20分かかっていたそうで、人物を撮影する時は露光中動かずじっとしていなければなりませんでした。

長時間同じ姿勢でいることで、撮影後に倒れてしまう人もいたそうで、そこから

「写真は魂を抜かれる」

と言われたそうです。※諸説あり