写真をする人のためのパソコン選び その2~CPU編~

今回から、少しパーツのお話になります。これを知っていれば、パソコン屋さんに数字でごまかされたりしないでちゃんとしたパソコンを買える!かも。

まぁ、実際に相談された方で失敗したという声はあまり聞きませんが、相談されずに買われた方で失敗された話はよく耳にしますね。

まぁ、本当は失敗したと感じていつつ、優しさ故に僕に言えないのかもしれませんが。

さて、その1回目はCPUとかいうやつです。

難しいお話なので、できるだけ細かい話は省いて簡単にいきますね。

※そういう事情なので、パソコンに詳しい方は揚げ足とって優越感に浸るのはやめておいてくださいね。

おさらい

今までのお話もあるので、さらっと読んでおいてください。

ここにあるように、CPUさんは仕事をする人だと思ってください。

仕事ができる人ほど給料(価格)が高い というのは大前提としておいてください。

CPUってどういうのが良いの?

作業をする人の能力は、主に2つが参考になります。

CPUにはちっちゃな脳みそがたくさん入っています。中には、通常の2倍お仕事をするちっちゃい脳みそもあったりします。脳みその事を「コア」と言います。

コアの数が多い方が処理がよくできます。

特に写真の現像になると、ちっちゃい脳みそ(コア)の数が多い方が良いです。

なお、処理できる速度というのは、〇〇GHz(ギガヘルツ)とかで呼ばれています。

これも、多い方が良いのは良いのですが、脳みその数の方が重要です。

20年以上前は「1年たつと〇〇GHzが2倍になる」という法則がありましたが、当時から「4GHz付近であまり伸びなくなる」と言われておりました。

実際、伸びにくいのですが、それをカバーするために、脳みそを増やし始めたわけです。

CPUの種類とかは?

ラインナップを紹介します。

細かな分かれ方はありますが、Intel(インテル)さんの場合、

デスクトップ用のi9、i7、i5、i3さんが代表的なCPUさんです。

数字が大きくなるほど優秀で高級取りです。

これから買われる方は、最低でもi5さん。できればi7さん以上だと良いと思います。

で、ノート用にもi7さん、i5さん、i3さんがいます。

こいつら、デスクトップ用の方々と同じ名前していながらちょっとサボりがちです。

パソコン全体のバランスもありますが、写真をする現像をしたりするのであれば、i7さん一択でいった方が安心です。

持ち運びしないなら、省スペースタイプであってもデスクトップの方がマシだと思います。マジです。

なんで?

本当に参考でしかないですが、CPUさんの型番ごとに性能をテストしたサイトがあります。

スコアという成績表が載ってます。数字が大きいほど優秀だと思ってください。

パスマーク CPU

海外サイトですが、よく使っています。

このサイトで、同じIntel 10世代のCPUさんのスコアを見てみましょう。

i9さん(10900X)… スコア 21,111

i7さん(10700)… スコア 17,425

ノートi7さん(10750H)… スコア 12,620

i5さん(10600)… スコア 13,886

ノートi5さん(10600T) … スコア 12,145

i3さん(10300)… スコア 9,351

ノートi3さん(10300H)… スコア 8,823

まぁ、高級取りなのでi9さんが性能が良いのはわかるんですが、i7さんに着目してみてください。

ノート用のi7さん、サボりすぎじゃない??

店員さんの「i7良いんですよ~。ノートで十分ですよ~」っていう声でついつい買ってしまいそうになります。

僕でも多分、そうして販売すると思いますが。

デスクトップでi5さんを買った方が、安くてスコアが高いんですよねぇ…

(本当はCPUさんの優劣の判断材料はそれだけではありません。)

実際にこのスコアはたんなる一つの指標でしかありません。

ただ、ノートでなければならない理由が特にないのであればデスクトップ用の方が安価で優秀なCPUさんが雇用できますよ。

そして、最近はデスクトップも小さくなってきているので、ノートほどではないですが省スペースになってきました。

今回は難しいお話なので、簡単にこの辺でおーしーまい。

余談ですが、僕は昨年夏にIntelさんから離れてAMDさんのCPUさんを雇用しました。

同じクラスのi9さんより安く雇用しましたが、スコアは32,847でした。有名だからそれが優秀とは限らないですね。(カメラも一緒)

それではまた次の機会にお会いしましょう~